トイレ

メーカーとしては国内、海外とあるのですが、当然オーダートイレというのはほとんどありません。加えて、トイレメーカーとしてはやはり日本のメーカーのほうがかなり優秀です。
ウォシュレット自体日本の文化、ということもありますが、海外製品よりも日本製品のほうがトイレは日本人の感覚には非常に合います。
さて、ではトイレのスペースとしてはどれぐらいの広さを確保すればいいのでしょうか?一般的なトイレの広さとしては、3タイプあります。0.4坪プラン(800×1250mm)、0.5坪プラン(800×1650mm)、0.75坪プラン(1650×1250mm)の3タイプです。

一番狭い0.4坪プランでも、正直狭いと感じることはないと思います。逆に0.75坪プランにしてしまうと、少し狭いバスルームと同じ広さになりますので、広すぎて落ち着かないトイレ空間となってしまうかもしれません。
そのため、広さとしては0.4坪プラン、0.5坪プランのどちらかを主軸にして検討すれば問題ないと思います。広さの感覚をつかむためにも、トイレに関しても一度ショールームを見ることをお勧めします。

洗面所

洗面所において気になることと言えば、やはり掃除のしやすさ、という点もあるのではないでしょうか?
人の出入りも多く、また使用頻度も高い洗面所はすぐ汚れてしまいますので、掃除のしやすさ、という点は使い勝手という意味でも非常に重要ですので、必ずショールームで確認するようにしてください。
他には、やはり浴室の隣にあるということで湿気の多い空間にもなりますので、通気や鏡の曇り止め、という点については気を付けてくださいね。
また、気を付ける点としては、化粧をされる方も多いでしょうから、照明の明るさ、角度や、ドライヤーの使いやすさを考慮するうえでのコンセントの位置なども忘れずに確認しておきましょう。
洗面所はどうしてもデザイン重視で選ばれてしまうことが多いですが、洗面所こそ普段よく使う場所でもありますので、使い勝手を重視して慎重に選ぶようにしましょう。

床暖房

床暖房には電気ヒーター式と温水循環式の二種類があります。こちらもIHクッキングヒーターとガスコンロのように、電気かガスか、という問題になります。
この違いに関しては、家全体として考えてオール電化にするか、ガスにするか、という問題と含めて考慮すればいいと思います。
では、床暖房自体は家に必要でしょうか?床暖房自体にも当然メリット・デメリットがあります。
まず、メリットとしては、暖房やストーブにはない床下からの暖かさを体験できるという点があります。また、温風の吹き出し口がありませんので、ほこりが立つこともなく、音も静かです。
他には、燃焼装置自体を持っていないか、たとえ持っていたとしても屋外設置ですので非常に安全性が高いと言えます。

床暖房のデメリット

床暖房においては床下または床自体に熱交換器か発熱体が必要となりますので、暖房やストーブに比べて設置費用が高くなってしまいます。
また、床暖房は常に熱を持っていますので、当然のことですが、長時間床に接していると低温やけどを引き起こす可能性はあります。
他には、床材の問題にはなりますが、床材は熱伝導率の低い材料が使われることが多くありますので、適正な温度になるまでは多少時間がかかる、ということがあります。またその分温まるまでは多くのエネルギーを必要とするため、費用もかかる、ということがあります。
本当に床暖房が必要なのか、検討するキーポイントとしては、住む地域の気候特性を見極めて必要性をあまり感じないのであれば思い切ってやめる、という選択肢も考えてはいかがでしょうか。